人間なんて

バリ島からのギャップもやっと戻り、日々営業努力している毎日です。
先週は、姫路で大変お世話になった鈑金屋の親方が、突然お亡くなりになりお葬式に行きました。
20年くらい毎日、仕事のことでお世話になっていました。
私より年上ですが、お互い気心がわかっていて、仕事の話もしますが、喫茶店でうだうだ話しをしたり、お酒を飲みに行ってカラオケを歌ったり、兄弟のようにしていただいていました。
しかし、約2年前奈良に越してきてからは、こちらも忙しく、音信不通の状態でしたが、昨年、前の会社を通じて、体調不良で入院されたことを聞いていましたが、なかなか行くことが出来ませんでした。
それで、突然の訃報!、ビックリして駆けつけました。
前からの糖尿病が、合併症を併発して・・・とのことでした。
毎日、忙しくエンカン服を着て、バーナーを持ってハンマーにあて盤を自由に使いこなされるのは、超一流の職人でした。
いま簡単な板金修理が流行っている中、パテで誤魔化さず、鉄板を搾って曲線を出す技
高級車が多い昨今、これからが親方のような職人の技が期待されることだと思っていました。
そんなことを思うと誠に残念でなりませんでした。
人間なんて 人間なんて 吉田拓郎の一節を 繰り返し口ずさんだ一日でした。