行雲流水

3月9日 近鉄ケーブルテレビの「座右の銘店」という番組の取材をうけました。
レポーターの山崎カナコさんとケーブルテレビのディレクターとアシスタントの3名で来られました。
カメラと照明で、相当あがりましたが、いろんな餃子と、もやし鍋を撮影していただいて、それぞれに山崎カナコさんのインタビューを受けて、とりあえず、そこまでは、どうにか無事に終わりました。
そして、最後に、その番組は、店主が色紙に書いた座右の銘を発表して終わりとなります。
そこで、事前に、ディレクターから「座右の銘を用意しておいてください」 と 言われていましたが、店主、そんな「座右の銘」なんて、ただ今持ち合わせていませんでしたので、「本番までには用意しておきます」と 簡単に返事しておきました。
が、そのことは気になっていたのですが、仕事優先で当日、昼の営業が終わり、来られる30分まえに いよいよあせって インターネットで 座右の銘を検索
すると幸運にも、いろんな4文字熟語が出てきます。そこで、「店主にみあう熟語は〜」と 「時間もないし〜」 で 探しているうちに 「行雲流水」という言葉が飛び込んできました。これまで一度も目にしたこともないし聞いたこともない熟語でしたが、文字からすんなりと意味が想像できました。
読み方は 「こううんりゅうすい」と呼び、「行く雲や流れる水の如く何事においても、自然体で接すること」 だそうです。
どちらかといえば、店主は場当たり主義ですが、ちょっと装いを変えると、【自然体なんだ】と自分に言い聞かせ、これに決定とさせていただきました。
さっそく読み方と 意味をインップトし、さもこれまで使ってきたかのように本番に臨みました。
が、やっぱり つけやきばデシタ! 
最後は、とちって しどろもどろ 最悪の結果におわりました。
これも獏獏流【行雲流水】なんでしょう。か?
山崎カナコさん ディレクターさん アシスタントさん ご迷惑おかけいたしましたが、誠にありがとうございました。