沈黙を破る!

7月より気温が上昇し、パソコンがある2階はクローズの状態でしたが、9月に入るとさすがに気温も低下、いよいよブログ再会です。「腕が痛いぜ!」
8月の6、7、8日と4周年記念感謝祭も盛況のうちに終了いたしました。生ビール半額でのイベントで、お客様の中には、7杯から10杯も飲まれていました。不思議なことに、水をこれくらい飲めと言われては拷問ですが、ビールとなると違うものかと感心いたしました。来年も出来たら、そっと開催いたしますので、がんばってビールを飲んでください。

6月から小麦粉やオイル 鶏肉等々、原材料の高騰で仕入れ単価が上がっていて、「しゃーないな」と思っていましたが、そうしているうちに、価格は2度3度と上がるわで、店主も「こりゃ、あかんわ」と言う事で、誠に本当に申し訳ありませんが、9月1日より一部金額を変更させていただきました。当店もそうですが、ガソリンの価格に始まって、すべからく値上げされています。わたしたちも、しかたがないと半ばあきらめていますが、「政府の対策は!」 と言うと、なにも発信されていません。巷には、近々選挙がありそうなことを言っています。自分たちの生活を守る為、あきらめずに 一票を投じたいものです。あのキムタクの総理ぐらい出て欲しいですよね!

月曜日定休日は、出来るだけ外食して、お店や料理を見て歩こうと思っています。
それで、先週は、富雄をブラブラしてみることにしました。
で、目に付いたのが,一軒のお寿司屋さん
廻りにお寿司屋さんが三軒程ある中で、他はソコソコなのに、そのお寿司屋さんは、ホボ一杯、「そこにはなにやら秘策でも?」 と言うことでいざ突撃
ガラガラ「いらっしゃいませ!」
案の定一杯ですが、席を詰めてもらって、ようやく二人の席を確保してもらいました。
席につきあたりを見回すと、価格表がありません、「え!」
いよいよ来てしまいました。「あーこわ」
せっかく席を作ってもらって、すぐ出るわけにも行かず、とりあえず 値段の安全なビールを注文、小声で「カンパイ!」 でも 落ち着きません。
普通は、「なにしましょ」ですよね  ところが親方 無口でお仕事 ビールを半分飲んで、  
意を決して「い・いわし ありますか?」 「いわしありません さばでしたら」と ちょっと笑みを浮かべての、お返事 その笑みで ちょっとだけ安心
でも さばのお鮨はおあずけ 無口でお仕事続行 で 何も言わず親方 目の前にお皿2枚
お皿の上には 小さく切った海老 鯛 帆立 等々 とてもお高そうなお料理
「分かりました」 親方は私たちの付き出しの製作中でした。
通常はその立派な付き出しをいただいてから、おもむろに注文するシステムなんですよね? またまた安全なビールのお代わりで、すこしずつ気持ちも大胆になってきました。
当然、ママさんは店主以上に大胆 「鯛 ほたて うに てんぷら 酢の物」矢継ぎ早に注文、店主も負けじと 「鉄火まき きゅうり巻き たまご」
店主、焼酎のロックを飲む頃には、あの緊張感もどこやら、と言いたいですが、やっぱり何か一抹の不安感で完全に酔えません。
あまり食べていませんが、何故かお腹も一杯になりました。
そこで、いよいよ「おあいそ!」と言ってしまいました。
カウンターの中で計算しています。これぞ、これぞ緊張感が最高潮!
そっと、メモが出てきました。「締めて1万3千円!」 高いような安いような不思議な気分、この緊張感は、何故か病みつきになりそうですが、店主には心が重たいです。
やっぱり安心と安全、「回る鮨 万歳!」でした。