郷土愛

先週、姫路に行って来ました。
姫路から奈良に移って7年経つと、帰ると言うより、行くという感覚になります。
姫路の町は、お城と駅を拠点に東西南北に広い道が整備されていて、高速道路も、海際と山際に2本通っています。
また、それ以外の道路も、広く整備されていて、海から吹く風が心地よい町です。
逆に奈良の町は、奈良公園東大寺が中心で、そこそこ広い道は、そこに向かっています。
後は、都の地で、細い道が町の中を網羅しています。
したがって、来た当初は、何故か閉塞感を抱いていました。

しかし、近頃は、広い道を車で往来するより、都の細い道をくねくね走るほうが、安心感を覚えるようになりました。
若草山を背景として、興福寺五重塔の先端を垣間見たり、東大寺の鯱が見えたり、南大門や朱雀門の前を通過したり、風情を感じるようになりました。
これって、本当の住めば都ということなのでしょうか?
そういうわけで、単純な店主は、とても郷土愛が芽生えて来ました。

昨年の1300年祭から、阪奈道路から大宮道路そして奈良公園に行く道沿いに
木製のプランターを設置するようになりました。
何の花から始まったかは、さだかではありませんが、木製のブランターで、道路の両サイドに綺麗な花が植えられ、沿道はとても華やかでした。
しかし、気温の上昇と、水遣り不足で一ヶ月もたつと しおれてきて、最後はドライフラワー常態でした。
そのなかで、冬場のパンジーだけは、気丈夫に春先まで咲き誇っていました。
これまで、マリーゴールド、ベコニヤ、サルビヤ、もうひとつブルーの花、みんな、ドライフラワー常態でした。
ちゃんと世話ができないのなら、やめときましょう!
枯れた花を、沿道に置く無関心さは、観光都市では信じがたいものです。花もかわいそう!

そして、これも税金であります!
人生幸朗師匠ではありませんが「責任者でてこい!」と言いたい気持いっぱい。
もし、出てこられたら?
そら店主しっかり言いますよ
「ごめんちゃい!」

来週、石垣島に行ってきます。
パソコン持って行く予定ですので、泡盛呑み過ぎなければ、現地よりご報告いたします。